現在、インフルエンザAとBがともに流行しています。
潜伏期間は1~4日前後で、感染者からのくしゃみや咳で感染します。
症状としましては、38~39度の高熱や、関節痛、鼻汁などがあります。
検査方法としましては、鼻腔から綿棒で採取し、15分ほどで結果が出ます。
治療は、内服薬と吸入薬がありますが、乳幼児ですと吸入が難しいことから
内服薬が第一選択になります。学童ですと1回の吸入で効果が得られる薬もあります。
いずれにしましても発症後48時間以内に治療を開始すれば、早く軽快することが知られています。
他の方への感染拡大を防ぐためにも、発症後5日を経過し、かつ解熱した後2日間(幼児は3日間)は
登校・登園はできません。家族内での流行も見られますので、家族みんなで予防しましょう。